デッキ材などを土台とし、車道との間の柵、机・椅子などのアメニティの他、花が植えられたプランターなどで構成された小さな空間。
当社は、パークレットを通じた空間プロデュースによりまちの賑わいづくりに取り組んでいます。
SWALOCCAは歩行者の視点に立って、路上空間などの公共空間をより活用しやすく、通路としての活用以外に、気軽に休息・食事などが出来る憩いの場所を形成するなど『出来る』をプラスするためのツールです。
デッキ材などを土台とし、目的に応じて自由に設計できます。
『使う』『憩う』『繋ぐ』を実現。
近年、「歩道にカフェやベンチを置いてゆっくり滞在できる空間にしたい」など、道路への新しいニーズが高まっています。
SWALOCCAは、パソコン作業やランチでの利用、買い物や運動後の休憩に活用できます。
また、人との出会い・コミュニケーションを生みだし、人と人を繋ぐきっかけ作りに貢献します。
「Heart Memory Spot」in 瀬戸内国際芸術祭 (香川県高松市)
高松港に設置されたSWALOCCAは、「Heart Memory Spot」と銘打ち、瀬戸内国際芸術祭での体験を心に刻み、日常に戻る前の一瞬を憩うことができる場所として設計しています。
座席は全て海に向かって設置しており、海を眺めながらの会話や飲食ができます。
また、開閉可能なシェードが昼間の強い日差しを穏やかに遮り、夜には植栽に彩られた空間のライトアップを行いました。
高松港 食のテラス付近
SWALOCCAから眺める島々と瀬戸内海が織りなす”多島美”は時間によって刻々と姿を変えていき、
船から発せられる重低音の汽笛を聞き、潮風を感じつつ、旅の余韻に浸れる場所となりました。
丸亀市みなと公園 SWALOCCA設置社会実験への参加(香川県丸亀市)
当社は、香川県丸亀市、国立大学法人香川大学、株式会社HYAKUSHOと連携し、丸亀市みなと公園にて屋外公共空間活用を目的とした社会実験を実施いたしました。4社連携に至った経緯は、2020年に丸亀市都市計画課、香川大学産官学連携統括本部に相談を行い、当社が目指す「居心地がよく歩きたくなる」まちなかづくりについて想いを同じくすることを確認したことが始まりです。
社会実験を通じて観光客・地域住民のニーズや集客効果を検証し、今後の丸亀市の賑わいづくりにつなげることを目的としています。
現在、新しい都市づくりにおいて都市の魅力の向上を図る取り組みとして、「居心地が良く歩きたくなる」まちなかづくり(ウォーカブルなまちなかの形成)が国土交通省を中心に進められており、当社はSWALOCCAを通じた空間プロデュースにより地域社会の発展に貢献できるよう取り組んでいます。