#暮らし
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自然災害から大切な暮らしと街を守るために、エクステリアにできること。そのひとつは、自然の脅威に耐える「高い強度」を備えることです。そこで私たちは、安心・安全の基準として国が定める「建築基準法」に対応する商品をラインナップしています。自然災害が増えつつある中で、これまで以上の確かな安心・安全を実現させるためには、建築基準法対応のエクステリアが頼りになります。
安心・安全の目安「耐風圧強度」
突風や強風は、エクステリアの屋根材やパネルなどを破損させる恐れがあります。さらに、破損した部品が飛散し、周囲の人や建物などに被害を及ぼす可能性もあります。そのため、安心・安全なくらしと街づくりには、高い耐風圧強度を備えたエクステリアが必要です。
学校や工場などの大規模な公共空間向けの大型引戸門扉「スタックライン」シリーズは、安心・安全な建築基準法対応。中でも「スタックラインGT」は、台車まわりや本体連結部の強度を高め、業界最高レベルの耐風圧強度V0=46m/sを実現しています。
本体重ね合わせ方式を採用し、コンパクトに収納できる「スタックラインSR」「スタックラインNR」も、耐風圧強度V0=34m/sを確保。さらに電動式には、開閉動作中に人や車などを検知すると自動停止する障害物感知装置(光電センサー)など、安全性・利便性を高める各種オプションも充実しています。
アルミ製大型フェンス「GTF」は商品展開する全サイズで、業界最高レベルの耐風圧強度V0=42m/sを実現しています。「GTF」は強さだけでなく、設置条件に応じて選べる豊富なデザインバリエーション、木調カラーのラインナップを用意していることも大きな特長です。
四国化成のカーポートは、全機種が建築基準法に対応しています。どの機種も耐風圧強度風速41m/s(V0=34m/s相当)をクリアしており、安心してお選びいただけます。中でも「レジストポートSG」は、耐風圧強度風速53m/s(V0=44m/s相当)を実現する堅牢さを誇ります。サイズバリエーションやアクセントカラー、パネルの組み合わせなど、お好みのスタイルに合わせられる自由度の高さも魅力です。
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エクステリアの屋根の役割は「雨から守る」だけではありません。強い日差しを遮り、熱や紫外線を和らげる役割や、降雪時に人や車を雪から守る役割もあります。その他にも、何らかの飛来物・落下物による被害を防ぐ役割も期待できます。屋根を持つエクステリアは、様々な物から私たちを守り、安全・安心なくらしと街づくりに大きく貢献しています。
雪が多い地域には「積雪地タイプ」を
カーポートの屋根などが、どのくらいの雪の重さに耐えられるのか?を示す数値が、カタログ等に記載されている「積雪荷重」です。たとえば「積雪荷重200cm相当」の記載がある商品の屋根には、約10トンの荷重(※)にも耐えられる強度があることを示しています。積雪地にお住まいの方は、積雪荷重の数値を必ずご確認ください。
最大で約200cmの耐積雪強度を持つ「レジストポートSG」なら、サイドパネルの組み合わせなどの多彩な仕様により愛車を守ることができます。
「マイポートOrigin」は、支柱を後方に配置したデザイン性と機能性、14種類のカラーバリエーションが特長の商品で、雪の重さに強い積雪地タイプも選択可能です。
「フェアポート」は安心感が漂う堅牢なデザインの通り、50~100cmの積雪荷重を備えるほか、電動シャッターの取付も可能です。
四国化成のサイクルポートは、全機種が建築基準法対応の「強さ」を備えています。サイクルポート「LUNA」は、風や雪への強さだけでなく、屋根下に梁がないフラット屋根の美しさも特長です。後柱タイプを採用し、自転車の出し入れがしやすくなっています。奥行きや桁下高さ、屋根材などのバリエーションが豊富で、設置場所や駐車台数に合わせて最適化できます。人感センサー・LED照明といったオプションを追加すれば、さらなる安心・安全をプラスできます。
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安心・安全なくらしと街づくりの実現には、大雨や台風などの自然災害だけでなく、予期せぬ事故の発生を見据えた対策も必要です。近年、車のアクセル・ブレーキペダルの踏み間違いによる自動車事故が社会問題となっています。建物の老朽化も問題となっており、身近な場所で事故が起こる可能性を少しでも減らすことが必要です。
エクステリアを事故防止に役立てる
車の誤発進による人や建物への衝突を防ぐのが「GTパイル」「タフポール」です。どちらも内部にコンクリートを充填して高強度を実現しており、万が一の事態にも効果を発揮します。高い強度を持つ一方で、どのような空間にも溶け込むシンプルで美しい意匠となっており、安心・安全なまちづくりに貢献します。