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- 内装材の補修方法
主な補修について
クラックの補修方法
- 要因
- 塗り壁自身が勝手に割れることはありませんが、構造体や下地の動きに伴ってクラックが発生する場合があります。
良い塗り仕上げの基本は、下地となる石膏ボードを、動かないようにしっかりと固定することです。
しかし、木材の呼吸による膨張収縮や、地震や車等による振動といった外部的要因で構造体や下地に動きが生じ、クラックが起こり得る場合があります。 - 対策
- 【石膏ボードの張り方】
木造下地の場合がJASS15左官工事3.9(旧2.9)に規定された施工方法でお願いいたします。
下地材の固定が不十分な場合には、建物の振動により下地材が動き、目地部からクラックが発生することがあります。
石膏ボードの張り方ならびに下地処理についてご紹介いたします。
石膏ボード施工について
その他の施工について
主な補修方法
1日で完了する簡易的な補修方法※仕上材は、リフォーム対応商品に限られます
※乾燥時間は、室温15℃の場合の目安時間です。
① Vカット

クラック部分をカッターでV字にカット
【工 具】
カッター
②シーラー塗布

下地の石膏が露出した部分に刷毛で「ジュラックスシーラーB」を塗布
注意:乾燥1時間
【工 具】
刷毛
【使用材料】
ジュラックスシーラーB

③テープ貼り

Vカット部に「J-ソフトファイバーテープ」を貼る
注意:塗り壁面に凹凸がある場合は、研磨して平滑にしておく
【工 具】
カッター
【使用材料】
J-ソフトファイバーテープ

④パテ詰め

テープの上から「SK速乾パテ」を詰めて、平滑に仕上げる
注意:乾燥2時間
【工 具】
鏝
【使用材料】
SK速乾パテ
(必要量:50g/m)

⑤シーラー塗布

全面に「ジュラックスシーラーB」を塗布
注意:乾燥1〜2時間
【工 具】
ローラー
【使用材料】
ジュラックスシーラーB
(必要量:110g/㎡)

⑥上塗り

各種上塗材を塗布
注意:乾燥24時間
上塗り材は2度塗りしてください
【工 具】
鏝
【使用材料】
リフォーム対応商品をご使用ください。
※リフォーム対応商品
- けいそうモダンコート内装
- けいそうモダンコート内装シルキー
- けいそうモダンコートフラット
- けいそうモダンコート直塗り
- けいそうファームコート内装
- けいそうリフォーム
- テンダートップけいそう
- けいそうジュラックス土壁
- さやかシルキー
- さやか
- さやか備長炭100
- 京壁ファイン SKセレクトカラー仕様
- 砂壁ファイン SKセレクトカラー仕様
標準的な補修方法・クラックの幅が0.5mm
(シャープペンシルの芯の太さ)
以上の場合
※乾燥時間は、室温15℃の場合の目安時間です。
① Vカット

クラック部分をカッターでV字にカット
【工 具】
カッター
②シーラー塗布

下地の石膏が露出した部分に刷毛で「ジュラックスシーラーB」を塗布
注意:乾燥1時間
【工 具】
刷毛
【使用材料】
ジュラックスシーラーB

③テープ貼り

Vカット部に「J-ソフトファイバーテープ」を貼る
注意:塗り壁面に凹凸がある場合は、研磨して平滑にしておく
【工 具】
カッター
【使用材料】
J-ソフトファイバーテープ

④パテ詰め

テープの上から「SK速乾パテ」を詰めて、平滑に仕上げる
注意:乾燥2時間
【工 具】
鏝
【使用材料】
SK速乾パテ
(必要量:50g/m)

⑤下塗り

全面に「スーパーカーボンプラスター」を塗布し、平滑に仕上げる
注意:乾燥24時間
【工 具】
鏝
【使用材料】
スーパーカーボンプラスター
(必要量:1.1kg/㎡)

⑥上塗り

各種上塗材を塗布
注意:乾燥24時間
【工 具】
鏝
標準的な補修方法・クラックの幅が0.5mm
(シャープペンシルの芯の太さ)
以下の場合
※乾燥時間は、室温15℃の場合の目安時間です。
①テープ貼り

Vカット部に「J-ソフトファイバーテープ」を貼る
注意:塗り壁面に凹凸がある場合は、研磨して平滑にしておく
【工 具】
カッター
【使用材料】
J-ソフトファイバーテープ

②下塗り

全面に「スーパーカーボンプラスター」を塗布し、平滑に仕上げる
注意:乾燥24時間
【工 具】
鏝
【使用材料】
スーパーカーボンプラスター
(必要量:1.1kg/㎡)

③上塗り

各種上塗材を塗布
注意:乾燥24時間
【工 具】
鏝
耐クラック性を備えた補修方法・クラックの幅が0.5mm
(シャープペンシルの芯の太さ)
以上の場合
※乾燥時間は、室温15℃の場合の目安時間です。
① Vカット

クラック部分をカッターでV字にカット
【工 具】
カッター
②シーラー塗布

下地の石膏が露出した部分に刷毛で「ジュラックスシーラーB」を塗布
注意:乾燥1時間
【工 具】
刷毛
【使用材料】
ジュラックスシーラーB

③パテ詰め

テープの上から「SK速乾パテ」を詰めて、平滑に仕上げる
注意:乾燥2時間
【工 具】
鏝
【使用材料】
SK速乾パテ
(必要量:50g/m)

④下塗り

全面に「スーパーカーボンプラスター」を塗布し、平滑に仕上げる
注意:乾燥24時間
【工 具】
鏝
【使用材料】
スーパーカーボンプラスター
(必要量:1.1kg/㎡)

⑤メッシュ伏せ込み

直後に「J-ファイバーシート」を全面に張り、鏝で伏せ込む
注意:乾燥2時間
【工 具】
鏝
【使用材料】
J-ファイバーシート
(必要量:1.1m/㎡)

⑥中塗り

指触乾燥後、全面に「スーパーカーボンプラスター」を塗布し、平滑に仕上げる
注意:乾燥24時間
メッシュが隠れる程度に塗り付ける
【工 具】
鏝
【使用材料】
スーパーカーボンプラスター
(必要量:0.6kg/㎡)

⑦上塗り

各種上塗材を塗布
注意:乾燥24時間
【工 具】
鏝
耐クラック性を備えた補修方法・クラックの幅が0.5mm
(シャープペンシルの芯の太さ)
以下の場合
※乾燥時間は、室温15℃の場合の目安時間です。
①下塗り

全面に「スーパーカーボンプラスター」を塗布し、平滑に仕上げる
注意:乾燥24時間
【工 具】
鏝
【使用材料】
スーパーカーボンプラスター
(必要量:1.1kg/㎡)

②メッシュ伏せ込み

直後に「J-ファイバーシート」を全面に張り、鏝で伏せ込む
注意:乾燥2時間
【工 具】
鏝
【使用材料】
J-ファイバーシート
(必要量:1.1m/㎡)

③中塗り

指触乾燥後、全面に「スーパーカーボンプラスター」を塗布し、平滑に仕上げる
注意:乾燥24時間
メッシュが隠れる程度に塗り付ける
【工 具】
鏝
【使用材料】
スーパーカーボンプラスター
(必要量:0.6kg/㎡)

④上塗り

各種上塗材を塗布
注意:乾燥24時間
【工 具】
鏝
チリ切れの補修方法
- 要因
- 柱などの木部と壁材が接した部分に隙間が生じてしまう現象のことを言います。
木は呼吸することによって膨張収縮を繰り返すため、天然の土や砂を使用した収縮性の少ない壁材との間に隙間が生じやすくなります。
またチリ切れは、湿度などの室内環境や地盤強度などの外的要因によって生じることが多く、完全に防ぐことが出来ません。 - 対策
- チリ切れ予防処置として同系色のシーリング材を柱と壁との間にクッション材として挟む方法があります。
(但し、一般的には意匠的な問題からこの処理は行われないことが多いです。)
主な補修方法
塗り壁補修用「タッチアップ材」を用いて、チリ切れ部分に充塡して補修していただく方法がございます。
ロットによる若干の色の違いがあります。ご了承ください。
※ただし上記の方法等で塗替えを行った場合でも、地震や建物の揺れなどの要因で再度クラックが発生する恐れがあります。何卒ご理解いただきますよう宜しくお願いいたします。
【使用材料】
タッチアップ材
約0.1㎡
(30cm×30cm程度)
