ソーラーカーポート「ソリスルーフ」が「2025年度グッドデザイン賞」を受賞
四国化成建材株式会社(本社:香川県丸亀市、代表取締役社長:眞鍋宣訓)の「ソリスルーフ」がこのたび2025年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しました。
「ソリスルーフ」は今年3月に発売した大規模駐車場に適した太陽光発電一体型のカーポートです。屋根とソーラーパネルを一体化することで、これまでにないスマートなデザインを実現しました。審査員からは従来のソーラーカーポートが抱えていた「景観への馴染みにくさ」や「利便性の低さ」を、後方支持構造と配線・雨樋の隠蔽設計によって解決した点が高く評価されました。
当社は1972年に国内で初めて伸縮機構を持つ「アコーディオン門扉」を考案し、金属製エクステリア市場に参入しました。1984年にはアコーディオン門扉「ルビコン11型」で業界初となるグッドデザイン商品(現在のグッドデザイン賞)に認定され、今回で11回目の受賞となります。今回の受賞を契機に「ソリスルーフ」の更なる販売拡大を図るとともに、「いつもの場所を、価値ある空間に」の実現を継続してまいります。


「ソリスルーフ」は、4台駐車分の屋根を2本の柱で支える独自の後方支持方式を採用。連棟設置した際も柱の本数が少なく、かつ入出庫や乗り降りがしやすい広々とした駐車スペースをつくることができます。両面発電式のソーラーパネルと屋根を一体化したスマートなデザインで、屋根の下面からも受光できるため発電効率に優れています。




後方支持タイプ(4台駐車用)バリエーション
【サイズ】間口10,088㎜×奥行6,027㎜ 【カラー】ステンカラー、ブラックつや消し
【積雪荷重】600N/㎡ 【基準風速】V0=34m/s




※ソリスルーフについて詳しくはデジタルカタログをご覧ください。
グッドデザイン賞審査委員による評価コメント
従来のソーラーカーポートが抱えていた「景観への馴染みにくさ」や「利便性の低さ」を、後方支持構造と配線・雨樋の隠蔽設計によって解決した点が評価される。日本のエネルギー政策において太陽光発電の拡大が求められるものの、住宅や人が集まる場所でも調和する意匠性と発電効率を両立することが課題であった。本製品は日常の駐車空間をエネルギー創出の場に変え、再生可能エネルギーの普及とともに、災害時の安心や地域のエネルギー自立に貢献する可能性を持つ。2本足の軽やかな形状、背面合掌設置による高効率発電、隠された配線や縦樋など細部まで配慮した構造は、機能性と空間調和を同時に実現するデザインである。
グッドデザイン賞とは
1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。
https://www.g-mark.org/
※ソーラーパネルおよび関連機材(PCS等)は別途市販品の手配が必要です。