施工写真コンテスト審査結果発表2003｜四国化成建材株式会社

曲線やレンガなどを使用した施工現場が多い中､直線を基調とした構成で､シンプル&モダンな空間に仕上がっている｡門まわりの植栽のバランス(量･種類)も良く､プランナーが意図した都会的なエクステリアが充分に表現出来ている｡

流行にとらわれないモダンなデザインで､建物との調和を意識した｡あえて直線的な構成にし､都会的なエクステリアを演出した｡

玄関先の狭いスペースを高低差を上手に使って､お洒落な空間に仕上げている｡また､照明によって浮かび上がる直線的なシルエットやガラスブロックが､夜のエクステリアを魅力的に演出している｡

建物がシンプルなデザインなので､ロ－トアイアンやガラスブロックを使ってシャープなイメージを残しつつ､自然素材の木や石をバランス良く配した｡側面の塀には､素焼きの鉢を埋め込むなど､遊び心のある楽しいエクステリアを考えた｡

圧迫感が出がちなシャッターではあるが､シャッター上部の採光部と､シンプル&モダンな建物のデザインが相まって､全体が上手く調和している｡また､RC打ちっぱなしの壁にステンレス板と照明を組み合わせることで､よりモダンな印象に仕上がっている｡

RC打ちっぱなしの壁面と､シルバーのシャッターとのマッチングに配慮した｡

玄関先の小さな空間を､オリジナルデザインの門塀で､コンパクトに仕上げている｡門塀は､建物とデザインコーディネイトが出来ており､全体として落ち着いた空間がつくられている｡

外装材の落ち着いた色合いと木の調和に配慮し､門塀は､くし引き仕上げで｢和｣の雰囲気をつくり出した｡

住宅の勝手口側ではあるが､手を抜かないで､きちんとデザインされている｡また､単調で重くなりがちな塀に､曲線や高低差を取り入れて､楽しい空間に仕上がっている｡

明るい色の塗り壁を使って､清潔な印象のエクステリアを意識した｡

スタンダードなデザインではあるが､庭のコーナー部を上手に使って､くつろげる空間に仕上がっている｡

住宅の外壁に合わせて､白い色の｢美ブロ｣を採用し､全体の調和を大切にした｡また､塀の向こう側からの視線を遮りながらも､部屋から見える景色を壊さないように､塀の高さや位置に注意した｡

施主が自ら絵を描き制作したタイルを取り入れた､施主参加型の作品である点が評価された｡

施主様が最後までこだわったのが塗り壁の質感で､｢レンガや照明器具より主張し過ぎず､なおかつ塗り壁としての存在感はしっかりと｣という要望であった｡今回､｢パレット｣を採用することで､施主様にもたいへん満足頂けた｡

2色の｢リンクストーン｣を上手く使い分けて､落ち着きのある和の空間をつくり出している｡

施主の手型や日付を取り入れた､塗り壁ならではの施主参加型の施工例で､住宅と家族全員のシンボル的存在に仕上がっている｡